営業マンも知らない終身医療保険が意外と損なわけ

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「終身型医療保険」は本当に一生安心か?


保険に入るなら、一生涯保障される「終身型」の終身医療保障の方がいいと思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。

確かに、一定期間しか保障がない「定期型」医療保障保険だと、入っている間に病気になって入院すれば給付金が出ますが、保証期間が終わってしまった後に入院するような事態になると、一線も保険会社からお金は出ませんから、不安な気持ちにもなります。

でも、本当に終身保険に入ったほうが、貯金するよりも安心なのでしょうか?

 

そこで、ほんとうに安心なのか、本当にお得なのかを、最も保険料が安いと言われているインターネットの終身型医療保険で見てみましょう。

保険料が一番安いインターネットの保険で試算してみて、「それほど安心でもお得でもない」ということになれば、他の保険は全部「それほど安心でもお得でもない」ということになるはずだからです。

試算するのは、30歳男性が、1日1万円最高60日間給付され、手術で20万円出る終身保険に加入した場合。比べるのは、この男性が支払った保険料と、もらえるはずの給付金です。

 

「終身型医療保険」の損得の分れ目はどこ?

この男性が保険人入った後に入院して、1日1万円、最高60日で60万円をもらったとします。さらに、手術が伴う場合には、最高20万円の手術給付金が加わり80万円もらったとします。

ここで問題となるのは、60万円ないし80万円をもらうまでに、どのくらい保険料を払い込んだかということです。(アリコの「優しく備える医療保険終身タイプ」にて試算)

  • 1年後に入院: 3,370円×12ヶ月 =   4万440円
  • 5年後に入院: 3,370円×12ヶ月×5年 = 20万2200円
  • 10年後に入院:3,370円×12ヶ月×10年 = 40万4400円
  • 15年後に入院:3,370円×12ヶ月×15年 = 60万6600円 ←ここで60万円を超える
  • 20年後に入院:3,370円×12ヶ月×20年 = 80万8800円

 

この結果を見ると分かるように15年間ずっと保険料を払い続けていると、もらえる入院の最高額の60万円を超えてしまいます(正確には14年11ヶ月が境)。

最高20万円の手術給付金をもらえたとしても、20年以内に60日の入院をして手術もしなければ、結局支払う保険料のほうが多くなってしまいます。

何度も何度も入院する人にとっては損にならないかも知れませんが、そうそう何度も入院するものでもありません。

 

ちなみに厚生労働省の患者調査では、全部の病気で平均すると、入院に数は39.2日ですが、一般病床だけだと22.5日。日数別に見ると、66.1%が入院14日未満で退院しています。1ヶ月以内の退院でも約84%になりますから、大半の人は1ヶ月も入院しないのです。

 

では仮に、1ヶ月入院して30万円もらったら、損得ラインはどうなるでしょうか?

◆保険料の支払額が入院1ヶ月30万円を超えるのは?

 ⇒3,370円×7年6ヶ月 = 30万3300円

◆保険料の支払いが入院1ヶ月30万円+手術20万円を超えるのは?

 ⇒3,370円×12年5ヶ月 = 50万2130円

 

つまり、入院だけだと、37歳5ヶ月までに1ヶ月入院をしないと、貯蓄しておいたほうが良かったということになります。

また、1ヶ月入院して給付対象の手術をするなら、42歳4ヶ月までに1ヶ月の入院をして手術もしないと、支払った保険料のほうが多くなってしまうということです。

「保険に入っているから大丈夫」と思って自分が払っている金額が、いつの間にか貯金していたほうが有利だったというケースに気づいていない人がほとんどではないでしょうか。

 

「終身」医療保険は特にそうなっている場合がほとんどです。
一度ご自身の保険をきちんと見直してみることをオススメします。

 保険を見直してみたい場合はこちら

 

また、40歳以上の方はこちらの記事も続きで読んでおいてください。

 

 

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