保険の見直しをする前に確認するべきたった2つのこととは

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「そろそろ見直ししたほうがいいですよ」


既に保険に入っている方はこんなことを言われた覚えはないでしょうか。恐らくあると思います。今言われて無くてもほぼ間違いなく時間の経過後に言われます。保険のおばさんが良くいう言葉です。

では、本当に見直ししたほうが良いのでしょうか。

保険の見直しをすることを業界では「転換」と言います。保険を新しくすると、営業マンやセールスレディは、新規の契約を取った時と同様のマージン(手数料)を会社からもらえます。もちろん、営業を行う以上、営業で成績を上げなければ「いけない」と思っているので、躍起になっています。

本来、営業成績を「上げなければいけない」のではなく、自然に上がっていく営業を行うべきで、だからこそ紹介がもらえるわけです。しかし、ほとんどの営業マンやセールスレディはこの逆を行っています。

 

たとえば、あなたにちょうど子供が生まれて、「保険を増やさないとなあ」と思っていたちょうどその時に営業の方が訪問してきて、「それは見直しのタイミングですよ!」などと言われたら、「そうだなぁ」なんて思ってしまうと思います。そしてなぜか、その新しい保険がとても魅力的に見えてしまうのです。

新しい保険をみると、やはり新しい保険はいいと思いがちですが、ちょっと待って下さいよ。「転換」で保険料を魅力的にみせるには、実は営業マンの『2つのテクニック』があります。

もしあなたがそのテクニックを知ってしまうと、やっぱり転換しないほうがいいと思ってしまう、そんな内容を続けてお伝えします。

 

営業マンが使う2つの常套テクニックとは

テクニックその①:下取りでより大きな保険を買う
60歳で払込が終わる定期付き終身保険や養老保険などは、イザという時の保証が付いている一方で、同時に貯金もしている「貯蓄型」の保険です。貯蓄型の保険では、たとえ満期前でも途中解約すれば「解約返戻金」、すなわちお金が戻ってきます。

保険を転換するときには、この解約返戻金を頭金にして次の保険をスタートさせるので、より大きな保険を安く買ったように見せかけることが出来るわけです。

車に例えれば、乗っていた車が100万で売れたので、今より100万円高い車を買うことが出来るのと同じイメージですね。

 

テクニックその②:保険の支払い方法を変える
生命保険は、支払い方法を変えれば、同じ保険でも保険料を大きく引き下げることが出来ます。

同じ保険料でも、60歳までは保険料を払う「60歳払い済み」にするのと、一生涯払い続ける「終身払い」にするのでは、支払う保険料に大きな差が出ます。

例えば下記の事例でみてみましょう。

●30歳男性
●加入保険:

  • 死亡時500万円
  • 高度障害2500万円
  • 不慮の事故での心身障害状態50万円〜350万円

 

この場合の保険料は、払い方によって大きく差がでます。

●60歳で払い済みにする・・・11,375円/月の保険料

●終身払いにする・・・8,155円/月の保険料

 

支払う期間が長くなればなるほど、つまり、終身払いにすれば当然ながら保険料も安くなる。安く見えていますよね。実は終身払いのほうが総額では余分に支払うことになるとも知らされずに・・・
30代から知っておきたい保険料の”払い済み”と”終身払い”の差額を参照のこと

もしかしたら、この2つのテクニックで「転換」を魅力的に見せているだけ、という可能性は果てしなく大きいわけです。

 

こんな保険は「転換」しちゃダメ!

保険の転換を勧められたら、次の2つのことをチェックしてください。この2つさえチェックしておけば、本当にあなたにとって転換が必要なのかどうかを知ることができます。

  1. 今以上に大きな保障や新しいオブションは本当にいるのか?それは必要か?
  2. 現在入っている保険には、貯蓄性があるのか?

2 については長くなりますので次の記事に移ってからとして、ここでは 1 について考えてみます。

まず、基本的に今加入中の保険料の保障が、自分にあったものなのかどうかという根本的な問題があります。もし保障が多すぎるのなら「転換」をする前にまず適切な保障額にするために、保障額を減らす必要がありますよね。

もし適切な保障だと思う場合に、たとえば子供が出来たとかそういう場合は、この保障を逆に増やす必要性は十分出てきますね。しかし、そうではない場合であれば、「見直しが必要ですよ!」などと言われたときは逆に減らしたほうが良い場合が多いのです。

 

では、次の記事で2つ目の「現在の保険には、貯蓄性があるのか?」について見て行きましょう。これもあなたの財布にとって非常に重要なポイントです。

必ず知っておきたいあなたが加入している生命保険の運用利回り

 

 

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