30代から知っておきたい保険料の”払い済み”と”終身払い”の差額

笑顔の老夫婦

 

保険料は払い方でこんなにも違ってくる


保険料の払い方について、同じ年齢、性別、保証内容なのに、支払う保険料が異なるケースがあります。なぜこのようなケースが存在するのでしょうか?

例えば、30歳男性が入院したら1日1万円の給付が最高60日まで出る終身医療保険(通院保障なし)に加入したとして見てみます。

  • 年齢: 30歳男性
  • 入院保障: 1万円/日
  • 保証期間: 最高60日
  • 保険タイプ: 終身医療保障(通院保障なし)

 

この場合に2つ払い方があります。

1)「払い済み」:60歳までに全ての保険料を払い込んでしまう

2)「終身払い」:一生涯保険料を払い続ける

 

そこで、30歳男性におけるこの2つの保険料の支払いについて比べてみましょう。アフラックの新EVERで試算してみます。

「払い済みタイプ」60歳までに保険料を払ってしまう: 4,730円/月

「終身払い」一生涯保険料を払い続ける: 3,280円/月

 

一昔前は、終身保険というと、60歳くらいまでに保険料を払い込んでしまう「払い済み」タイプが一般的でした。なぜなら、60歳で定年退職してしまうと、収入がない中で保険料を払い続けるのは大変だろうという考え方が主流だったからです。

60歳までに保険料を全額払い込んでしまうと、保障は一生涯続きますが、保険料は60歳以降は払わなくても良くなります。その代わり、60歳までに支払う月々の保険料は、一生涯保険料を払い続けるよりも高くなります。

なぜなら、60歳までの保障を確保すると共に、それ以降に必要になる保険料も同時に積み立てていかなくてはならないからです。

ところが、保険の販売競争が厳しくなるにつれて、少しでも入りやすいように、この積立部分をなくして、60歳以降も引き続き保険料を払い続ける「終身払い」が注目されました。そのほうが、月に支払う保険料が確実に安くなるからです。

 

一体どっちがお得なの?

では、「払い済み」と「終身払い」では、一体どちらがお得になるのでしょうか?損得のポイントは、加入してから何歳で入院するかというところにあります。

先に挙げた例と同様の内容でみてみましょう。

  • 年齢: 30歳男性
  • 入院保障: 1万円/日
  • 保証期間: 最高60日
  • 保険タイプ: 終身医療保障(通院保障なし)
 
 年齢  払い済み  終身払い
 40歳までの支払額  56万7600円  39万3600円
 50歳までの支払額  113万5200円  78万7200円
 60歳までの支払額  170万2800円  118万800円
 70歳までの支払額  170万2800円  157万4400円
 80歳までの支払額  170万2800円  196万8000円

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は「払い済み」の保険料のほうが多く支払っていますが、74歳の時点で「終身払い」の方が、支払う金額が多くなります。つまり、30歳男性の場合、74歳までに入院すると、「終身払い」の方がお得、74歳以降に入院すると「払い済み」の方がお得になるということになります。

しかし、そもそもこんな高齢になるまで保障を確保しておく必要があるのでしょうか?

 

日本の医療制度は、70歳以上は、高額療養費制度を使えば、年金暮らしの一般的な収入のお年寄りなら、月に外来で1万2000円、入院では4万4400円以上はかからないようになっています。

 

2ヶ月入院したとしても、健康保険対象の入院なら、最大でも

4万4400円×2ヶ月 = 8万8800円

の医療費しかかかりません。

※「高額療養費制度」についてはこちらの記事に詳しく書いています
公的保険の上手な使い方|高額療養費制度を知らないと大きく損をします!

 

しかも、30歳で加入して、「一生涯保険料は上がりません」と言われても、保障も一生涯上がりません。ということは、30歳で「入院日額1万円、最高60万円」もらえると言われても、70歳を過ぎる40年後には、貨幣価値もガラリと変わっていて、そもそもその保証金額では全く意味を成さない可能性まで出てきます。

これらのことを踏まえれば、やはり目先の保険料は安ければ安いほうがいいということになりますよね。

 

結論、ではどうしたら良いかといえば、ひとつの考え方として、下記が挙げられます。

1)終身払いを選択する(月々1,450円払い済みより安い)

2)高額療養費制度を踏まえ、また、支払う金額の逆転も踏まえて、70歳で支払いを終了

 

上記はひとつの例として捉えて頂き、自分にとって「払い済み」と「終身払い」、どちらがお得になるのか、その人の年齢や現状、考え方によっても変わりますので、保険加入の相談時にこの点を詳しく営業の方に話して調べてもらうのがベストな方法といえるでしょう。

相談時にはこのページをプリントアウトして持っていってもらっても構いませんので、出来るだけ安くお得になるよう、インターネットの無料相談を活用してみてください。

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